FCP PRESS:
●オムニバス作品~3編を通して、見どころを教えてください。

尚玄:
今回3つの違う家族が描かれ、各話とも愛情のすれ違いを描いているのですが、満月荘が核となって、雄飛(ゆうひ / 映画内で尚玄氏が演じる人物)とおばあの人柄だったり、自然の豊かさによって、少しずつわだかまりが解れていくところが見どころです。
舞台は沖縄ですが普遍的なストーリーを描いているので色々なところで皆さんに共感してもらえるのではないでしょうか?
3つの物語の中で自分の共感できる箇所を探して欲しいなと思っています。
会話も、沖縄の方言交じりなんですが、言葉のバランスも計算しているんですよ。
沖縄映画の中でもキャストが全て沖縄人というのはあまりないのですが、ほぼ今回のキャストは沖縄の方です。
第3話の加藤雅也さんの役は移住した役なので、標準語でもおかしくない。
方言だけど、県外の人にも分かりやすいようにバランスを考えています。

FCP PRESS:
映画で一番に伝えたいことはなんでしょうか?

尚玄:
自然も人間もみんな繋がっているということを描いています。
ネタバレしちゃうので、あまり話せないんですが、、笑
遠く離れているのに、同じものを見ているという色々な描写があるのですが、時間軸が実は重なっていて。
3話すべて同時に起こっている物語なんです。

色々なもので人間は繋がっていて。
それによって生かされてるんだよっていうことを描いている作品ではないかなと思います。

映画祭などで、北海道に来ることが多いんですけど、北海道の大自然が好きですね。
以前、仕事で十勝を旅したんですけど、沖縄とは全く違った景色が広がっていてとても感動しました。
逆にこの映画の中の沖縄の大自然を、北海道の方々に観に来て欲しいです。

FCP PRESS:
色々な作品で色々な役を演じられてる、尚玄さん。
撮影で今回、役作りなど意識されたことなどはありますか?

尚玄:
今回の役は僕にすごく近いと思います。
沖縄から出ないで大人の理性を持たず、ワンパクなまま成長していたら雄飛みたいになったんじゃないかなと思います。笑

なので、自分の持っているものを誇張したというか
とてもやっていて楽しかったです。

FCP PRESS:
普段はどんな役が多いですか?

尚玄:
いつも悪役が結構多いんですよ。実は。
顔が濃いからですかねえ、、、、笑

でも悪役でも単純に悪い人ということではなくて主人公と対極の意見を持っている人だと捉えています。
歴史物の作品などでは誰を主役(主観)にするかによって、悪役も代わりますからね。
演じている時にでも悪役を悪い人だと思って演じてはいないですね。

FCP PRESS:
こんなに大好きな沖縄を出た理由は?

尚玄:
小さい頃から旅がすごい好きで。
10歳くらいの頃から一人旅を親父にさせられていて笑。
好奇心が旺盛だったので、外が見たいという気持ちが強くて。

50ヶ国近く旅をしているんですが、今でも1年に1回は行ったことのない国に旅を行くようにしています。
でも海外だけではなくて、普段歩いている時にでも知らない路地道を行ったりするんですよ。
違う国のようで。寄り道ばかりしています。笑

FCP PRESS:
今回の撮影場所の座間味島の魅力を教えてください。

尚玄:
とにかく海ですね。
シュノーケリングだけでも、海の透明度がすごくて綺麗です。
季節によってはホエールウォッチングもできるのでくじらを見に来る観光客の方もかなり多いですよ。

FCP PRESS:
尚玄さんにとってズバリ沖縄とはどんなところですか?

尚玄:
やはりHOMEですよね。唯一無二の。
自分が生まれた場所だということもありますが、 これだけ世界中を旅をしても素敵だなあと思いますし。
独自の文化を持っている場所だと思うので。
ぜひ世界中の方達に訪れて欲しいです。

沖縄を題材に映画をつくれることが光栄なことで。
監督と俳優はパートナーなので。
岸本さんとは確信犯的に、、やれている、共犯者ですよね笑

FCP PRESS:
沖縄出身の尚玄さん、映画を見ていてもとても自然で、方言は普段も出るんですか?笑

尚玄:
沖縄人はやたら集まるんですよ。沖縄の県人会をよくやってるんですよ。
毎週東京でもやってるんじゃないかなっていうくらい。
行くと、そういう時はやっぱり出ますよね。笑
雄飛になります笑

本当の方言だと全然わからないですよ〜笑

FCP PRESS:
プライベートの尚玄さんの性格も教えてください!!

尚玄:
こんな感じですよ。笑
のんびりしてます。
映画見たり映画観に行ったり。

後は、バスケばっかりしてますよ。 ただ年末から始まる映画が、ボクシングの映画なので、今はバスケを休止してボクシングばっかりしてます。

FCP PRESS:
オススメの沖縄料理はありますか?

尚玄:
もちろん母親の料理が一番なんですけど、必ず食べに行くのは、沖縄そば。
沖縄県外だと美味しいところを探すのが難しいんですよ。なかなかなくて。帰ったらとりあえず食べます。

沖縄そばは麺が違うんですよ。
まず、沖縄そばってそば粉入ってないんですよ。小麦粉で作ってるんですよ。

FCP PRESS:
(そばではないんですね?)小言

尚玄:
厳密にいうとそばじゃないですね笑
とても大好きです!

FCP PRESS:
映画にも出ている、サーターアンダギーがとても無償に食べたくなりました笑

尚玄:
おかんの作る、サーターアンダギーはすんごい美味しいですよ。
みかんの皮を入れたり、季節の果物だったりドラゴンフルーツの汁だったり。
とっても美味しいですよ。
慶良間諸島では「ぽんみかさー」っていうらしいんですよ。

FCP PRESS:
最後に尚玄さんにとって、ココロ、オドルはどんな作品ですか?

尚玄:
沖縄で何度も撮影しているんですが、沖縄の監督と仕事したのが、岸本さんだけだったんですよ。

岸本さんと色々撮り続けて来て、現場でもお互い、ディスカッションをするんですよ。
もちろん信頼関係があるからこそできることで。
言い合いをしたり。

台本の段階から岸本さんが相談してくれて、アイディアをお互い出し合ったりキャッチボールができたり。
10年間僕らが一緒にやって来てある意味僕と岸本さんの集大成じゃないかなと。

色々な形の愛情のすれ違いを描いた作品で色々な方に共感してもらえるんじゃないかなと思います。

ぜひ劇場に観にいらして下さい!!

ココロ、オドル OFFICIAL SITE
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