声が小さくおとなしい七海(黒木華)は、臨時教員をしているがクビになってしまいお見合いサイトで知り合った彼氏と結婚するも浮気され、離婚。


SNSで知り合った安室(綾野剛)という「何でも屋」を経営している男の仕事をするようになり、ある結婚式の代理出席サービスの仕事先で、真白(Cocco)というという女性と知り合い意気投合する。

「綾野剛七変化」映画。

綾野剛がクロックスを履いているという場面を目撃出来て貴重な体験でした。


と、ちょっとふざけて書きましたが、最初は躊躇した3時間という長さもあっとうい間に感じる。
ファンタジー要素が強いように感じますがストーリーの流れはとても丁寧に描かれています。

物語のはじめ、重要なSNS。

それぞれのハンドルネームが意味があり面白い。
七海が使う、「クラムボン」「カムパネルラ」は宮沢賢治の本に出てくる固有名詞。
安室が使うのが「ランバラル」これはガンダム。安室という名前自体もガンダムがらみですね。
真白は、リップヴァンウィンクル。これはアメリカの小説。

この小説の内容は彼女そのもののような気がします。

綾野剛演じる安室が最後まで、いい人なのか悪い人なのか謎めいていてわからず
おっとりしている七海を見ているとハラハラします。

その謎めいている安室、先日お亡くなりになった女優、りりィさんとのシーンがある。
それはもう素晴らしいシーンで、安室が本当に存在しているかのようで、綾野剛すごいなと思いました。
ぜひ見ていただきたい。


cocco。
彼女の歌は数曲しか知らなくて女優としての彼女は初見。
本当に素晴らしかった。
彼女の一挙手一投足に釘づけになってしまった。



黒木華ちゃん。
素晴らしい女優さんだけど、coccoのあの天然炸裂の場面に躊躇しているようにも見えたのだけど(その緊張感が伝わって目を逸らしてしまいそうになった)それも演技だとしたら紛れもなく素晴らしい女優さん。

後半に続く、展開にとても素晴らしい効果だったのかな。