フィリピンが舞台のロードムービー。
道端で寝泊りする身寄りの無い少女・ブランカ。
いつも路上でギターを弾く盲目のおじさん・ピーターと出会い欲しかった「母親」をお金で買おうと街までやってくる。
ブランカがそんなことを考えているとは知らないピーターは、彼女に歌の才能があることを見抜き、歌うことを薦め二人で路上で歌うようになるが、いろんなハプニングが起きてしまう。


公開映画館は少ないものの、各国のさまざまな映画賞を獲得している隠れた感動作。

監督はなんと日本人。長谷井宏紀監督。
20代のときにフィリピンにいたときに、ストリートチルドレンの映画を取ろうを心に決めて、現地の子供たちに約束していたそう。

出てくる子供たちは皆、演技の経験がなく実際にスタム出身の子もいるそうで、そういったところでもリアルな瞬間が垣間見れる。
ギターを弾いているピーターも実際に監督が街中を歩き回り、見つけた。

また監督のインタビューでブランカは本来、違う女の子で話が進んでいたらしいのですが、色々な事情やタイミングが合わず、このサイデルになったのだとか。




映画3本立て(自分で計画しただけ。映画館の方に笑われるストイック映画観ぃ。)のラスト。

77分というちょうどの長さ。

いい感じの現実の辛さとファンタジー要素の割合。




ブランカの最後の笑顔にはもう完全にやられました。
とても演技は初めての子だとは思えないシーンです。


「大人は子供をお金で買うのに、どうして子供は大人をお金で買っちゃダメなの」ってグサリとくるね。

オレンジ色の説明を「温かい心の色」ってなんか良いなぁ。

ブランカのお友達、セバスチャンがとても愛らしくて、この映画の影の立役者。