観終わって、今「マンチェスター・バイ・ザ・シー」と並んで 愛する妻と平穏に過ごしているように見えるが、毎日気持ちはちょっとずつ違う。 時間で表すとたった10分くらいの違い。 「13時」という範囲の中で、今が「10分」なのか「20分」なのか。というくらいのちょっとの違い。


人によっては大きな違いで、大きな発見の場合もある。


パターソンが愛してやまない、妻は愛情深く根っからのアーティスト気質。
ある日そんな彼女の夢見がちな部分を発見し、「アレ?」と小さな疑問が起こる。

恋人同士、夫婦間でよくある「機微」が絶妙だった。

その後の軌道修正も「愛」があってこそなんだろうなと。

間合い、タイミングがものすごく好みでした。




永瀬正敏とのシーンも、トボけ連発でアドリブかと思った。

個人的ハイライトは
パターソンが「日本の東京から来たのですか」と聞いたら
「いえ、大阪です」
と言われ
「それを言おうと思ってました」と答えるシーン。
最高にワクワクした。




仮に愛を語るならフラッシュモブじゃなくて、静かに詩を詠んでいる人の方が好みだ。


これは円盤を買ってしまいそう。
「マンチェスターバイザシー」と今のところツートップ。

///追記///

職場を出たとたんに、物凄い雨。

いつも行く劇場に雨宿りがてら駆け込んで、二度目の「パターソン」。
人もまばらで、わたしの特等席で鑑賞。
一回目見たときの妻への「違和感」だと思っていたものが、パターソンにとっては面白くて仕方のない愛おしい瞬間なのだと理解した。
妻だけど、全部を知っているわけじゃなくて小さなことを発見し面白みに変えられたり、日常の些細な出来事を楽しいと考えられる人って本当素敵。

ひとつの出来事を多面的にみれる人は素敵。

これから公開する「ギミー・デンジャー」にや「静かなる情熱・エミリ・ディキンスン」に繋がる話が出てきてニヤニヤしそうになる。

途中、洋服が雨で濡れてしまっていて少し寒くなった。
上着を布団のようにかけたら、暖かくて少し眠ってしまった。
劇場を出たら、雨が上がっていた。風はなく、暖かい。
いい雨宿りだったな。