北海道、札幌の印象は?

ダンスに関してですが、ワークショップを通じて感じたのは、北海道のレベルは高いという事です。すごく活き活き、伸び伸びしている感じがしてすごくポテンシャルを感じます。いろんな意味で世界に羽ばたけるダンサーが生まれるんじゃないかなと思っています。
北海道全体に関していうと、初めてきたのは高校2年生の時のスノーボードで、2回目は大学受験でした。

その後はワークショップを始めてここ5年間、毎年来ています。
ご飯は、魚でも野菜でもとにかく素材がすごく新鮮で美味しいですね!
今までは冬に訪れることが多かったのですが、今回初めてこの時期(春)に来て、大自然を感じ、癒され、元気をもらいました。
いろんな意味で北海道は大好きな土地ですね。

ダンスを始めたきっかけは?

中学1年生の時に見たマイケル・ジャクソンで夢中になりました。最初は見るだけだったんですが、 テスト期間に、息抜きとして、2時間勉強したら30分の『スーパースターごっこ』をやっていたんです。ジャンル関係なく当時聞いていたアーティストの音でひとりで踊って遊んでいたりしましたね。

本格的にダンスを始めようとしたきっかけは、失恋です。高校時代付き合っていた彼女に大学に入ってからフラれ、その時に、『絶対に見返してやる!』という気持ちからダンスを始めました。 そして、19歳の時に初めてLAを訪れ、『この国でダンスをやってみたい!』と思い、21歳で本格的に渡米しました。

世界中のステージで出演されて印象に残っているステージは?

ひとつひとつのステージで自分の魂を完全に出し切ってやっているので、すべて印象的ですが、あえてどれか1つと言われたら、マドンナのステージでマイケル・ジャクソンを踊った時ですね。

どの様にして初めて聞く音を身体で表現し、振り付け等をされていますか?

「あるがままに」です。手法ではなく、技術でもなく、その奥にあるものをそのまま表現しています。
音楽は波だと思っていて、その波に対してプカプカ浮くってこと、波に乗る事がまず重要です。 そこに人間としての”個性”&”生きた証”をエッジとして効かせることです。基本的にはなにも考えることなく、あるべき姿に置き換えてあげることが大切ですね。

世界のTOPアーティストとして活躍される迄に大切にしていたことは?

『自分の信念を絶対曲げない』ことです。
流行りに流されるのではなく、自分が信じたもの、好きなものに対しては嘘偽りなく生きること。 それがケント・モリなのだと思っています。

一個人として、なにを目標として、どこに向かっているのかを明確に分かった上で、一歩一歩踏み出すことが大事なのです。僕は前人未到にしか興味がないですし、自分が『0を1にしていくんだ!』というモチベーションで世界一を目指してきました。

海外での生活が長い中で体調管理で気をつけていることは?

特にないです。特別な体調管理もしていません。実は、筋トレもしていないのですが、怪我はしたことないんです。
怪我をイメージしてしまうと、怪我につながる気がして。
『筋トレ、ストレッチしなくても大丈夫』が自分の密かな美学なんです。

KENTOさんから見て世界で通用するファッションスタイルとは?

やはり、”己”が表現されていることですかね。
ファッションスタイルというのは”そのヒト自身”だと思っているので、その人が素直に現れていることが重要であり、ダサいというのはありえないと思っています。
どんなスタイルをしていようが、その人の生き様が現れていれば、僕はかっこいいと思います。 普段から思っていることですが、僕には『ブランド思考』はなく、自分がブランドだと思っているので、どんな格好でも行動が伴っていれば自然とかっこよく見えると思うんです。

2015/4/22に発売された
1st DVD『1』について
『1』に込められた思いやコンセプトは?

ひとつは、『日本を世界に、世界を日本に』です。
初めてマイケル・ジャクソンを遠くで見たときに、『1』という数字が脳裏に浮かび、『これはなんだろう?』と不思議な体験をしたんです。
その時の『1』は、すべて1つに統一され、調和されている『1』なんだと気付きました。
ダンスは世界共通の言語であり、『世界を1つにできるかもしれない』、『世界を一つにできる魔法』だと僕は信じています。

言語が誕生する遥か前から存在していたコミュケーション手段のひとつであり、どんな時代においてもダンスは本能的でハートに直接訴えかける唯一のものではないでしょうか。 さらに数字も、世界中の人が理解できる概念で、ダンスと共通しているなと思い、ダンスを数字で表すとしたら『1』だと思ったんです。
『Dance is 1.』

僕はダンスを踊るときに点と点をつなぐ意識を持っていて、その点が『1』であり、グループに所属しない自分も『1』ダンサーであり、 ダンスをやってきて『11』年目の節目となる新たな『1』ページ、新たな『1』歩、と考えています。

そしてなによりもダンサーは『1』ダンサーでありながら『1』アーティストであるという認識を広めるため、ダンサーの価値を0から『1』にするという意味もあります。 そういったいろんな『1』がつながり、今回のタイトルを『1』にしました。

『1』を通じて伝えたいメッセージとは?

説明した通り、タイトル『1』に込めた思い全てがまさに一番伝えたいことであり、『世界を一つにしていきたい』という願いがあります。

札幌の女の子に一言!

北海道でワークショップを行ってきた5年の間に出会った子たちは、みんな良い子たちばかりで、ほんとにピュアな子が多いなと感じました。
きっとダンスに関わる人だけではなく、それ以外の子たちもそうなんだろうなとも思っています。 こうやって北海道の方がインタビューをしてくれたことも、とても嬉しく思います。

それに・・・皆さんすごく寒いのにミニスカートをはいていたりして、本当にびっくりしました!(笑)